震源地の衝撃〜小惑星の衝突
地震から時は流れ・・・。
「まだまだ復興はこれから」
「オフィスビルに物理的損傷はほとんどなかった」
「製品の出荷に大きな影響が出た」
「液状化の影響を間接的に受けた」
環境によって意見は様々。
震源地に目を向けてみると・・・
やはりM9.0 という数値のインパクトは大きい。
阪神大震災のM7.3 を大きく上回る。
遙か昔、小惑星が地球に衝突して恐竜は絶滅した。
そのときの衝撃はM11 と推定される。
地震名など | M |
---|---|
兵庫県南部地震(阪神淡路大震災) | 7.3 |
東北地方太平洋沖地震(東日本大震災) | 9.0 |
小惑星衝突(恐竜絶滅) | 11 |
そもそもマグニチュード(Magnitude)とは何か。
エネルギーの大きさを表す数値(尺度)
マグニチュードは地震エネルギーの対数と線形関係にある。
具体的には・・・
Mが「1」増えると、地震エネルギーは32倍
Mが「2」増えると、地震エネルギーは1024倍(32×32)
上の例では、小惑星衝突と東北地方太平洋沖地震のM差は「2」
エネルギーは約1000倍ということになる。