事業継続計画 (Business Continuity Plan)

不動産鑑定士・不動産戦略アドバイザーの Satoshi です。

人気ブログランキングへ ←現在参加中 ☆ Pray for Japan

事業継続計画 ・・・ BCP ってやつです。

事業継続ガイドラインの言葉を借りれば(読み飛ばしても大丈夫です)


企業は、災害や事故で被害を受けても、取引先等の利害関係者から、重要業務が中断しない
こと、中断しても可能な限り短い期間で再開することが望まれている。また、事業継続は
企業自らにとっても、重要業務中断に伴う顧客の他社への流出、マーケットシェアの低下、
企業評価の低下などから企業を守る経営レベルの戦略的課題と位置づけられる。
この事業継続を追求する計画を「事業継続計画」(BCP:Business Continuity Plan)
と呼び、内容としては、バックアップのシステムやオフィスの確保、即応した要員の確保、
迅速な安否確認などが典型である。それらは、事業内容や企業規模に応じた取組みでよく、
多額の出費を伴わずとも一定の対応は可能なことから、すべての企業に相応した取組みが
望まれている

つまり、被災時にも事業を継続し、企業を守るための経営戦略なのです。ざっくりと言えば。
今に始まったことではないのですが、最近また注目を集めています。

震災を通じて、企業活動を持続させることがどれだけ大切で、
また難しいものか、改めて実感しました。

対策が十分でないと
顧客取引の競合他社への流出、マーケットシェアの低下、企業評価の低下など・・・
今回既に何らかの影響が出ている、あるいはしばらくして響いてくる可能性は十分あります。

それは企業という枠を超えて、人々の生活そのものに影響します。


[戦略を立てる・・・]

備えあれば・・・という話はよく出ますが、今一度、自社をイメージして検討してみては !?

1. ★☆★☆ どんなリスクがあるのか

各種診断とシミュレーションで状況把握
 
 立地環境分析 建物の耐震診断 防災診断 行政の対策状況把握
 地震/液状化リスク測定 ライフラインチェック
 避難経路/連絡方法の確認・問題点の把握

2. ★☆★☆ どう対策していくか

分析結果を受けて対策検討・実施

 建物の耐震化・設備関連のリニューアル 賃借オフィスの移転 防災アイテムの設置
 具体的シミュレーションに基づく避難訓練 緊急時対策プロジェクトチームの発足

3. ★☆★☆ 常に現状把握をしていく
 
一連の対策と並行してBCPをアップデート




人気ブログランキングへ
↑ ブログランキング参加中 ☆ よろしければクリックを

↓ コメント、ブックマーク等はこちら ↓